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身近なトイレから社会を変える…!?「日本トイレ研究所」の取り組み【後編】

2020-07-27
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トイレを通して、社会をより良くする活動をおこなっている『日本トイレ研究所』。前回のインタビューでは、ウンログの社長・田口が、『日本トイレ研究所』の代表・加藤さんに、知られざる「トイレ問題」について話を伺いました。

後編となる今回は、『日本トイレ研究所』と企業の共同プロジェクトや、今後の取り組みをテーマにお届けします!

インタビュー前編はこちら

企業とのタッグで実現!トイレにまつわる共同プロジェクト

田口:
日本トイレ研究所では、活動に共感した協賛企業との共同プロジェクトにも取り組んでいますよね。

加藤さん:
そうですね。例えば、小林製薬さんとの「小学校に洋式トイレプレゼント!」というプロジェクトは、2010年から実施をしています。

田口:
プロジェクトが始まったきっかけを教えていただけますか?

加藤さん:
きっかけは、「学校トイレの老朽化によって、子どもたちが安心してトイレを使えない・排泄を我慢してしまう状況を変えたい」という私たちの課題感と、「『ブルーレット』というブランドで会社が成長してきた背景から、トイレで社会に恩返しをしたい」という小林製薬さんの思いが繋がったことです。小林製薬さんは、2019年までで、のべ120校の小学校に洋式トイレをプレゼントしました。

田口:
素晴らしい取り組みですね!

加藤さん:
このプロジェクトでは、男女トイレに1つずつ洋式トイレを贈るだけでなく、トイレの床も改修します。すると、臭気が改善されるだけでなく印象がガラッと変わるんです。

田口:
床がきれいになると、全体をリニューアルしたように感じるんですね。

加藤さん:
そうなんです。洋式トイレが増えるだけでなく、床が綺麗になることで空間の印象も明るくなり、においも改善する。結果、子ども達は「すごい!」と大喜びしてくれます。教育委員会の方が見学してくださったり、先生たちの集まりで話題に出してくれたりと、トイレ改善への意識を波及させる効果もありました。

田口:
トイレ環境の改善以外にも、子どもたち向けの活動をされているそうですね。

加藤さん:
「食べる」「排泄する」の重要性を伝える活動にも取り組んでいます。その例が、カルビーさんとの「朝ハロしよ!プロジェクト」です。このプロジェクトは、小学校の家庭科の時間を活用して「たのしい朝づくり」を意識・実践してもらうというもの。フルグラ®を使った朝食づくりを体験してもらい、「食べること」と「排泄すること」両方の目線を取り入れた授業をおこないます。

田口:
腸活や健康管理まで活動を広げてらっしゃるんですね。

加藤さん:
学校の授業で5大栄養素を教えるような食育はあっても、排泄にまで意識を向ける機会はあまりないんですよね。フルグラ®を使用した朝食づくり体験では、「毎日がんばっているお母さんを元気にしたくて、このトッピングを考えました」という小学生もいて、親御さんが感動してらしたのをよく覚えています。

田口:
こういった企業との共同プロジェクトには、どんなメリットを感じていますか?

加藤さん:
企業には社会が必要としているものを形にする人材や技術、それを届けるネットワークがあります。これらの力をお借りして、社会的課題に光をあてられることが重要だと感じています。
また、企業と一緒に社会課題の解決策を一緒に作っていくことは、商品を購入する人との協同作業でもあると思います。ないがしろにされがちな「トイレの大切さ」を多くの人に届けられるのは嬉しいです。

コロナ禍で新たな課題も。『日本トイレ研究所』のこれから

田口:
最後に、今後の展望についてお伺いできればと思います。これから力を入れていきたいことはありますか?

加藤さん:
1つは、トイレ問題を改善していくために、様々な分野・業界を繋ぐことです。安心できるトイレづくりには、プライバシーを守る空間設備をはじめ、電気、給水・排水と様々な要素が必要。だからこそ、分野・業界の垣根を超えてどんどん繋がりを生み出したいです。

田口:
「これだけあればいい」ではなく、いろいろな要素が必要という意味では、腸活や排泄問題も同じだな、と感じました。

加藤さん:
そうですね。それでいうと、最近は食や運動といった花形だけでなく、睡眠や排泄(腸活)にも目を向けられる時代になってきたと感じています。「出すこと」への意識が変わってきた今こそ、丁寧に繋がりを作っていきたいですね。
もう1つとして、新型コロナウイルスで注目集めた「衛生問題」も重視しています。

田口:
実際、トイレにおけるウイルス感染は問題視されていますよね。

加藤さん:
新型コロナウイルス感染症の流行を乗り越えたとしても、自然界のウイルスによって、似た状況は繰り返し起こると思うんです。これからの時代は、衛生環境の確保や衛生習慣を身につけることがとても重要になってきます。、どんなトイレが必要なのか、清潔な環境を維持するために自分たちでできることは何かを考えていく必要があると感じています。

ウンログとのコラボにも期待!

田口:
今後、ウンログと一緒に取り組むとしたら、どんなことが期待できそうでしょうか?

加藤さん:
私たちの活動では「データをとること」を大事にしています。その観点から、「うんち記録」といった強みを持つウンログさんとは、お互いのデータを活用した取り組みに期待したいです。食や排泄についてのデータって、すごく不足していますよね。国の調査データと我々が現場で見聞きしたり、感じることとは差があるというか。

田口:
実際に悩みを抱えている人の声を聞くと、ギャップを感じますよね。

加藤さん:
そうなんです。国や行政が本格的な取り組みを進めるのには時間がかかるので、まずは私たちで積極的にデータを取得し、積み上げていきたいなと。そこがウンログさんとコラボする意義であり、力を発揮できるポイントになるんじゃないかと思っています。

田口:
排泄について実態把握や、データ採取、企画検証はウンログが得意としているので、ぜひ一緒にお取り組みできれば嬉しいです。本日はありがとうございました!

ウンログ社長・田口の感想

トイレ環境の整備だけに留まらず、腸活といった健康管理にまで活動の幅を広げている『日本トイレ研究所』。

今後も様々な分野・業界を繋げていきたいとのことで、ウンログとのコラボも含めてどんな活動が生まれていくのか、今から楽しみです!

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