仲間を増やすという仕事

最近、クライアントとの話の中で「誰と組むか」という話題がよく出るようになりました。

自社の商品をよくして、お客様へ届ける。それは当然やっている。やった上で、「でもそれだけだと届かない人がいるよね」という話になることが増えてきました。別のカテゴリの商品とコラボしてみたり、新しい専門家に声をかけて違う角度から語ってもらったり。「ほかの人を巻き込む」を模索しはじめる会社が増えている気がします。

一社で頑張っていた頃のこと

ウンログも偉そうなことは言えません。観便と腸活を広げたいと思ってずっとやってきましたが、最初のころは自分たちだけで何とかしようとしていました。でも正直、それだと限界があります。だから、いろんな会社さんとコラボさせてもらいました。逆に、自分たちだけで考えて「これは絶対いいはず」と思った企画が空振りしたことも何度もあります。

自分ごと化してもらえるか

「一緒にやりましょう」だけでは人は動かないというのは常々感じます。大事なのは、相手が「自分ごと」として語れるストーリーがあるかどうか。「この商品を売ってください」ではなく「こういう世界を一緒に作りませんか」のほうが、人は乗りたくなるものだと思います。仲間になってくれた方が、自分の言葉でその取り組みを語れる状態になっていると、そこからまた別の仲間が増えていくものです。

商品のスペックや独自性は、その会社しか語れない。でも「なぜこれが世の中に必要なのか」という物語は、共感した人なら誰でも語れる。仲間が増える会社には、そういう語れる物語があるように思います。応援したいと思えるかどうか、とも言えるかもしれません。

マーケティングの仕事も「仲間を増やす仕事」に近いのかもしれません。商品を届ける前に、その商品が届く世界を一緒に広げてくれる人を見つける。そのためには、自分たちが何をやりたいのかを、相手も語れるくらい分かりやすく共感できるストーリーにしておくことが大事なのだと思います。

ウンログも、もっと色々なジャンルの方々に、巻き込みたいと思ってもらえるようになりたいです。

今週のひとりごとでした。


田口のひとりごと
ヘルスケアマーケティングの現場から

ウンログ代表田口が、商談の現場で感じたことや、うまくいった/いかなかった話しを、少しだけ言葉にしてみるコラムです。

【田口 敬 プロフィール】
ウンログ株式会社 代表取締役。
マーケティングコンサル、新規事業立上げ、Webエンジニアを経験し、2012年にウンログアプリを個人開発しリリース。2013年にウンログ株式会社を設立。ユーザー起点のたのしくわかりやすいUI/UX開発と確かな腸活情報発信にこだわり120万DLを突破。現在まで300社以上の食品メーカーの腸活マーケティングを支援。