「費用対効果は、合いますか」
今週も、この言葉をたくさん聞きました。
獲得効率をどう最適化するか。事業にとっては重要課題だと思います。効率化はAIの得意領域です。人間がメディアをリストアップして、費用対効果を検証していくようなアプローチは、もはや非効率なのかもしれません。
商品を生活者に届ける仕事がなくなる
すでに広告はAIによって、効率化が進んでいます。広告の素人でも、AIの活用により一定の費用対効果を出せるようになってきました。
かつては、経験や知識で大きな差がついていた領域でも、その差が小さくなってきました。
流通も同じように、店舗を経由せず、生活者へ直接つながる流れが強まっています。
そうなると、これまで商品と生活者の間には距離があり、その距離が人間のマーケティングの仕事を生んでいました。その距離そのものが、いらなくなりつつあると感じています。
最後に残るのは、商品そのもの?
間の強みが無くなってくると、最後に問われるのは、商品そのものの力なのではないかと思います。
本当に良いものか、また買いたくなるか、使って実感できるか。ごまかしのきかない、非常にフェアな世界です。
良いものを地道に作ってきた作り手にとっては、その努力がそのまま評価される時代になる可能性があります。
「良い」とは何なのか
では「良い商品」の”良い”とは何なのでしょうか?
エビデンスがあれば良いのでしょうか。
インフルエンサーが良いと言っていれば良いのでしょうか。
売れているものが良いのでしょうか。
腸内環境の観点で考えると、自分のおなかに合っているものが良い商品といえるかもしれませんが、価値観が人それぞれあるため、人によって定義が違うのかもしれません。
どんな準備をしておくか
正直、正解は分かりません。
ただ、「今ニーズがある人を効率よく見つける」仕事は、確実にいらなくなっていくと思います。
その一方で、生活者が「これは自分に合っている」と自分で確かめられるようにする仕事は、これからむしろ大事になるのではないでしょうか。
商品が増えるほど、自分に合うかどうかは、その人自身にしか分からないです。
同じようなことを考えている方がいましたら、ぜひ一緒に考えていけたらうれしいです。
今週のひとりごとでした。

田口のひとりごと
ヘルスケアマーケティングの現場から
ウンログ代表田口が、商談の現場で感じたことや、うまくいった/いかなかった話しを、少しだけ言葉にしてみるコラムです。
【田口 敬 プロフィール】
ウンログ株式会社 代表取締役。
マーケティングコンサル、新規事業立上げ、Webエンジニアを経験し、2012年にウンログアプリを個人開発しリリース。2013年にウンログ株式会社を設立。ユーザー起点のたのしくわかりやすいUI/UX開発と確かな腸活情報発信にこだわり120万DLを突破。現在まで300社以上の食品メーカーの腸活マーケティングを支援。



