ウンログでは、ウンログユーザーの1,853名を対象に「腸活とヨーグルトに関する実態調査」を実施しました。
調査の背景
2022年以降、原材料価格や物流費の高騰を受けてさまざまな商品が値上げが続いています。2023年4月1日から、大手乳業メーカーがヨーグルトを10円程度値上げすることを発表しました。腸内環境改善や整腸を目的として購入・喫食する食品として代表的なヨーグルトですが、値上げによって腸活を実践する人たちの購買行動に変化はあるのでしょうか。
そこで、ウンログユーザー1,853名に対して、アンケート調査を実施。値上げによってヨーグルトの購入・喫食に変化があると思うかどうか、を調査しました。また、腸活にヨーグルトを取り入れることで、腸活が成功している人がどのようにヨーグルトを取り入れているのかについても調査を行いました。
調査結果
ヨーグルトで腸活する人の79.2%が改善効果を実感。最も多いのは便通改善効果。
腸活のためにヨーグルトを取り入れている人の79.2%が、なんらかの心身の改善効果を実感していると回答しました。具体的な内容では、82.0%が排便状況の改善を実感。そのほか、精神的に安定した、風邪をひかなくなったなどの効果を実感しているという回答も多く見られました。
値上げによって、ヨーグルトの購入・喫食が減ると回答したのは約20%にとどまる。
ヨーグルトを週1回以上食べる習慣がある人の22.7%は、値上げによって購入・喫食の頻度が減る・なくなると回答しました。しかし、77.3%は購入・喫食の頻度に変化はないと考えていることもわかりました。これは、腸活による心身の改善効果の体感とは比例せず、効果体感がある群とない群で集計しても優位な差はありませんでした。
改善を実感している人は、プレーンヨーグルトにちょい足ししている。
腸活効果を実感している人の58.8%はプレーンヨーグルトを日常的に食べていることがわかりました。具体的な食べ方を見てみると、プレーンヨーグルトに何か他のものを足して食べているという人が51.6%。はちみつ・メープルシロップなどの甘味料やフレッシュフルーツが多くなっています。
調査概要
実施期間 :2023年3月16日〜2023年3月25日
調査方法 :インターネット調査
調査機関 :ウンログ株式会社(自社調査)
調査地域 :全国
調査対象 :ウンログアプリを利用している10〜60代の女性
有効回答数:1,853名
※本リリース内容を掲載いただく際は、出典「ウンログ調べ」と明記をお願いいたします。
まとめ
本調査を通じて、腸活にヨーグルトを取り入れている人はヨーグルトの値上げ後も購入・喫食の頻度は「変わらない」と考えている人が77.3%で多数派であることがわかりました。値上げによって、生活者の買い控えが懸念されています。しかし、ヨーグルトのような健康、整腸といった付加価値がある食品については、単純な値段の増減には影響を受けない可能性があると考えられます。