手法探しの落とし穴

新規サービスを作っても、思ったほど使ってもらえなかったり、ユーザーの伸びが鈍化したりしたとき、次に何をすればいいのか?手法を探したくなるものですよね。ウンログでは、サービスリリースからこれまでUI(手法)にこだわってきました。使い続けてもらうためのコンテンツ(手法)にも、ずいぶん力を入れてきました。それは、これまでうまくいったやり方の一つだと思います。

ただ、この先も同じかというと、たぶん違います。AIによって、デザインやコンテンツを作るコストは下がってきました。これからは、一人ひとりに合わせてUIが最適化されていくはずです。そうなると、使いやすさや見やすさといったところで差をつけるのは、だんだん難しくなります。接点そのものも、操作するGUIから対話するAIへと変わっていっています。今まで効いた手法も、これからは効かなくなっていくと思います。

残るのは、本質的な価値。

だとすると、残されているのは、本質的な価値を磨いて、伝えていく方向しかないのだと思います。結局そこに尽きるんだろうな、と思います。これは、アプリに限らず、商品やブランドでも同じだと思います。

でも「本質的な価値」が定まっているサービスは、意外と少ないんじゃないかと感じることもあります。私たちウンログも、「本質的な価値はこれだ」と言語化することを定期的にやっています。時間とともに変化する部分もあります。

いちばん使ってくれている人の声。

自分たちがどうしたいか、も大事です。でも、それ以上に、今このサービスを使い続けてくれている人が、いったい何に価値を感じているのか。そこの解像度を上げていくと、磨くべきものが見えてきます。

同じように悩んでいるサービスは、少なくないように思います。私たちも答えが全て見えているわけではありませんが、一緒に悩みながら突破口を見つけていくような活動をしていきたいと思います。

今週のひとりごとでした。


田口のひとりごと
ヘルスケアマーケティングの現場から

ウンログ代表田口が、商談の現場で感じたことや、うまくいった/いかなかった話しを、少しだけ言葉にしてみるコラムです。

【田口 敬 プロフィール】
ウンログ株式会社 代表取締役。
マーケティングコンサル、新規事業立上げ、Webエンジニアを経験し、2012年にウンログアプリを個人開発しリリース。2013年にウンログ株式会社を設立。ユーザー起点のたのしくわかりやすいUI/UX開発と確かな腸活情報発信にこだわり120万DLを突破。現在まで300社以上の食品メーカーの腸活マーケティングを支援。