腸活、何したらいい? の前に考えるべきこと

学校で、うんちの話をしてきました

今週、ある小学校の養護教諭の先生方に向けて、腸や排便についてお話しする機会がありました。学校の保健の現場で、うんちの話をする。ふだんの仕事とは違う場でしたが、こちらが教わることの多い時間でした。

教える先生自身も、無縁ではない

質疑応答では、子どもの便秘の話がたくさん出ました。おなかが痛いと保健室に来る子に「今日、うんち出た?」と聞くと、多くの子が出ていない。そんな現場の実情をうかがいながら、以前ウンログで行った「うん統計」を思い出していました。ウンログアプリの記録データを職業別に集計・分析したものです。

そこで見えたのは、職業によって、うんちのすっきり感にけっこう差がある、ということでした。忙しさやストレスの多い仕事ほど、苦しんでいる傾向がある。特にトイレに自由にいけない職場環境の方に苦しんでいる傾向がありそうなデータでした。

日々子どもを見守る先生という仕事も、決して例外ではなさそうでした。子どもにアドバイスするのと同じくらい、先生自身のおなかすっきりも重要ではないかと感じました。

以前とある仕事で、看護師の便秘問題に関わったことがありますが、その時にも同じような感覚をもったのを覚えています。

「何したらいい?」の前に、「どう読む?」

講演でも、商談でも、いちばん多くいただく質問は、「腸活って、何を食べたらいいですか?おすすめ教えてください。」というものです。何をすればいいのか、その答えを知りたい。その気持ちは分かります。

その一方で、「自分のうんちの記録を、どう読めばいいですか」と聞かれることは、ほとんどありません。何をするか、の前に、まず自分のうんちを見て、自分の状態を知る。本当はそこが出発点のはずなのに、腸活どうしたらいい?が先にくる問題。

うんちを見ると、昨日食べたものや生活のリズムが、正直に出てきます。そこを読めるようになると、「自分には何が合うのか」が、少しずつ見えてくる。本来、答えは自分で見つけるしかないもの。先生も、子どもも、大人も、この順番は同じだと思います。

最後に

だからこれからも、まず自分のうんちを見て、読む。この観便を広げる啓発を、地道に続けていきたいと思っています。便秘で悩んでいる方たちに直接触れることで、学ぶことは多いです。

何を食べるか、の前に、自分を読む。観便をいろいろな方と一緒に広げていけたらうれしいです。

今週のひとりごとでした。


田口のひとりごと
ヘルスケアマーケティングの現場から

ウンログ代表田口が、商談の現場で感じたことや、うまくいった/いかなかった話しを、少しだけ言葉にしてみるコラムです。

【田口 敬 プロフィール】
ウンログ株式会社 代表取締役。
マーケティングコンサル、新規事業立上げ、Webエンジニアを経験し、2012年にウンログアプリを個人開発しリリース。2013年にウンログ株式会社を設立。ユーザー起点のたのしくわかりやすいUI/UX開発と確かな腸活情報発信にこだわり120万DLを突破。現在まで300社以上の食品メーカーの腸活マーケティングを支援。