うんちの記録は、家族を気づかうきっかけになっていた

「ちゃんと食べてる?」のきっかけは、うんちの記録でした

今週は、観便を実践されているウンログユーザーのお宅を訪ねて、じっくりお話を聞いてきました。うんちを記録する価値は、自分の体調の変化を振り返れること。これまでは、そう考えていました。

実際にご家庭を訪ねてみて、いちばん印象に残ったのは、うんちの記録が、家族がお互いを気にかけるきっかけになっていたことでした。

家族ぐるみで、うんちの話をする

あるご家庭では、家族でウンログを見ながら、「先週どうだった?」「ちょっと量が出てないかな」「今日は玄米と野菜、多めに食べようか」といった観便の共有から対策相談までを日課として話すそうです。うんちの話が、特別な健康相談ではなく、ごく普通の家族の会話として暮らしに溶け込んでいました。

別のご家庭では、お子さんの記録を見て、「最近あまり出ていないけど、そろそろ気をつけようね」と、食事や過ごし方を変えることもあるそうです。体調を崩してから動くのではなく、小さな変化のうちに気づく。うんちの記録が、家族の健康を見守るための共通言語になっていました。

自分のためだけではなかった

お話を聞いていて心に残ったのは、記録をつける理由が、自分の健康管理だけではなかったことです。ある方は、自分の体調よりも、まず子どもの様子が気になると話していました。

子供の体調を知るために、日々のうんちを気にしておきたい。うんち記録を通じて、お互いの体調を気にかける。うんちの話が日常に溶け込んでいたのが印象的でした。

ある方は、うんちがかたい日には、具だくさんの味噌汁を献立に加え、記録を見ながら次の食事を考えると話していました。子供に食物繊維をとってもらうために、味の変わらないサプリメントを食事にいれているお母様もいらっしゃいました。

「健康のためにこれをやりなさい」と言うわけでもなく、家族同士でお互いを気づかって、できることをやっている。思いやりの気持ちをベースに、押し付けられたものではないからこそ、自然に続いているんだろうなと感じました。

最後に

観便というと、健康意識の高い方の習慣に聞こえるかもしれません。でも実際の暮らしのなかでは、自分や家族の小さな変化に気づき、お互いを思い合うための、あたたかいきっかけになっていました。

健康によいものを勧めることも大事ですが、自分や家族の体調を気づかって変化に気づけるようにする。「今日はどうしようか?」と家族のために一緒に考えてみる。観便がとてもハートウォーミングな行いに思えました。

うんちの記録は、自分の体調を見るためだけのものではない。何軒かのお宅を回りながら、そんなことを思いました

今週のひとりごとでした。


田口のひとりごと
ヘルスケアマーケティングの現場から

ウンログ代表田口が、商談の現場で感じたことや、うまくいった/いかなかった話しを、少しだけ言葉にしてみるコラムです。

【田口 敬 プロフィール】
ウンログ株式会社 代表取締役。
マーケティングコンサル、新規事業立上げ、Webエンジニアを経験し、2012年にウンログアプリを個人開発しリリース。2013年にウンログ株式会社を設立。ユーザー起点のたのしくわかりやすいUI/UX開発と確かな腸活情報発信にこだわり120万DLを突破。現在まで300社以上の食品メーカーの腸活マーケティングを支援。